イタチのアズマ

基本データ

名前
アズマ
種族
守護天使
前世
イタチ(ニホンイタチ)
性別
女性
年齢
18歳
身長
167cm
体重
50.5kg
死因
不明
トラウマ
不明
所属
天神会の巫女&フェンリルのランサー
階級
1級守護天使
ロイへの忠誠
中立(ただし命令には絶対服従)
容姿
黒髪長髪。無表情。
性格
感情と自意識が欠落
話し方
もの静かに話す

主な登場作品
ネイチャー・ガール

| 素性と経歴 | 戦闘スタイル | 天神会とは? | イラスト |

素性と経歴

 アズマは元々フェンリル隊員ではなく、天神会という天界の組織に巫女として仕えていた。
 天神会とは、天界の霊的側面での維持管理・未来動向予測を行う組織である。
 アズマは転生直後から、その身に膨大な霊的エネルギーを宿している事が判明し、その身柄はすぐに天神会の管理下に置かれる事となった。
 天界にとって稀代の存在と見込まれていたが、その彼女の傑出した能力に目をつけたのが、特務機関フェンリルの司令『ロイ』であった。フェンリルは政治的謀略を巡らし、天神会から強引にアズマのフェンリル入隊を認めさせる事になる。

 フェンリルの狙いは、アズマの持つ膨大な霊的エネルギーを戦闘へ応用させようという物であり、彼女は壮絶な訓練を課せられた末、冷酷な暗殺者への作り変えられてしまった。

 一方、天神会はアズマのフェンリル入隊後、彼女の訓練に関してフェンリルへの協力姿勢を示しながらも、影ではアズマの奪回計画を進めていた。天神会は彼女の兄であり、荒事に長けた武人『カムド』をフェンリルに入隊させ、フェンリルの内部調査とアズマの奪回を命じる。

フェンリルが彼女を使い潰す前に、奪還を完了しなければならない。

戦闘スタイル

・近接戦闘(クラヴマガ)と銃火器による暗殺術に優れる。
・体内に秘める膨大な霊力により、建造物や街の数区画を完全破壊できるほどの爆撃能力『サイキックニューク』を持つ。
・もともと致命的なまでに体力がなかったが、自身が着るスマートスーツの人工筋肉と霊力による運動加速技術により、前線戦闘に耐える身体能力を確保している。
・やせ型からくる生来の撃たれ弱さについては、スーツのリキッドアーマー機能(生地内部の特殊流体が、急激な衝撃に反応して固化する)によりカバーしており、刃物による刺突までなら防ぐことが可能。
・スーツの両腕小手部分にはトンファー型の大刃がついており、小手を軸に180度回転させて展開すると、カマキリのように腕先から延びる大刃武器(マンティス・ブレード)となる。
・「サイキックニューク」には威力が数段階あり、最も弱いもので手榴弾程度、最も大きいもので街の数区画を破壊する規模の爆撃(ブロックバスター)を敢行できる。
・限界まで霊力を開放すれば戦術核兵器ほどの威力が見込め、小規模都市なら完全壊滅できると言われているが、本人は耐えきれずに死亡すると言われており、その規模の使用は厳禁とされている。

天神会とは

 大昔、めいどの世界・しつじの世界が生まれた当初から存在していた、天界の中でも最古の組織。

 地上で死んだ動物の魂を天界に導き、守護天使として転生させる輪廻転生の仕組みを管理・維持するという重要な役割を担っている。

 天神会に所属する守護天使たちの主な任務は以下の通り。

 

天神会の役職は主に以下の3つに分かれている。

 天神会の設立当初は女性守護天使の地位は男性守護天使と同等であったが、人間界の文明が男性優位になるにつれ、天神会もそれにあわせいつの間にか男性の役職の方が地位が高くなっていった経緯がある。
 最近では人間界において女性の社会進出・地位向上が進んできたため、天神会でもそれに合わせようという動きが巫女達を中心にみられるが、神官たちの反対にあいあまりうまくいっていないようである。

大婆様について

 大婆様とは、天神会で神官達以上の権限を持つ唯一の女性。その正体は、数万年前、天界の創設に関わった初代メガミ達の最後の生き残りである。
 数万年の年月を生きており、その経験と知恵は今でも天界のメガミ様、メシア様たちの精神的な拠り所となっている。
 容姿は数万年を生きただけあり、今は年老いた老婆の姿であるが、天界創設時の若りし頃は相当の美人だったとの噂。
 天神会では大きな権限を持つが、神官達は意見の相違からこの大婆様をあまり良く思っていないらしい。
 昔から巫女たちの権利を守ろうと尽力してきたため、巫女達から絶大な信頼を寄せられている。
 近年、そろそろ寿命が近いと噂されている。

イラスト

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