主な登場作品
「死の先に在るモノ」
本編の主人公(ヒロイン?)の1人。寡黙で、必要のある時以外あまり自分からしゃべろうとはしない。
だが上司・友人である「白鳥のセリーナ」とパートナーである「伝書鳩のレオン」の前では打ち解けて話をする事もある。
階級は7級神だが、戦闘力に限ればフルパワー時で3〜4級紳に匹敵する、フェンリル組織内でもトップクラスの実力を持っている。
また、彼女の過去に起こったある出来事が、今の性格や能力に影響を与えたという憶測があるが、詳細は不明(極秘)である。
ちなみに、モデルは彼女のご主人様が幼少の頃出会った獣医見習いのお姉さん
(*)一級守護天使よりも位が高い、このクラスになると神性を帯びはじめる。神の階級は1級神から10級神までの十段階が存在する。(メガミ様は一級神)
(大剣)
彼女の主武装は、「バスタードソード」と呼ばれるタイプの、両手持ち・片手持ち双方に対応した大剣。銘は、「ロスト・セラフィ」。 「失墜した聖天使」の意を持った、夢魔の職人によって鍛えられた剣。
柄の部分を含めた全長は150cmと、かなり長いので、通常は背中に背負っている。
(小剣)
脇差に当たるショートソード。腰の左に差している。官給品。
(弩)
飛び道具として、ボウガンを持つ。小型だが強力。普段は、棒状に折り畳まれた状態で右の腰に差していて、スイッチ一つで展開できる。
腕は、10メートル以内なら、9割前後の確立で的の中央に当てる事ができる。
(服装)
任務時は、赤いジャケットに白のスラックスという服装になる。
このジャケットとスラックスは特務機関特製で、高い抗刃効果がある。
普通の刃物で切りつけたくらいでは、傷一つ付ける事のできない優れ物。
戦闘力を向上させる効果は無いが、何よりも動きやすい為、愛用している隊員も多い。
但し、フェンシング剣等による刺突には弱く、防弾効果も薄い。
※紅の凶天使(くれないのきょうてんし)
呪詛悪魔の情報ネットワークにおける、「白鷺のサキ」の通り名。
サキは、様々な理由(怨恨・計画の邪魔・自らの名を売る為、等等)で「ハンター」達に狙われる事が多かった。だが、サキを狙った者は、只の一人として帰還しなかった事から、恐怖と畏敬を込めて「紅の凶天使」と呼ばれるようになり、その名は「触れてはならない存在(untouchable)」の代名詞となった。
サキと相棒のサキが所属している、天界の秘密組織。
氷雪の魔狼の名を冠するこの機関の主な目的は、守護天使に仇なす存在と化した「元守護天使」を、抹殺すること。
場合によっては、抹殺の対象が呪詛悪魔や人間にもなる。
その活動が賞賛されることは、決してない。それどころか公表されることさえ無い。
文字通り、闇の実行部隊、と言うべき存在である。
フェンリルのランサーたちは、通常2〜6人でチームを組んで任務を遂行する。
サキとレオンは二人で「SILEN」という名のチームを作り、行動している。
フェンリルの中でも最も優秀なチームのひとつ。
名前の由来は「SakI」と「LEoN」から大文字を取って「SILEN」である(命名はサキ)。