主な登場作品
「死の先に在るモノ」
「白鷺のサキ」の友人であり、補佐官。普段の任務は、「サキが戦いに専念できるように環境を整える」事。その為に、「嘘をつけない・腹芸のできない」サキに代わって、対外的な交渉・役所内での折衝を、一手に引き受けている。
二人が組んでいるチームは、特務機関内で「SILEN」と呼ばれている。
密かに、サキに恋心を抱いているが、サキはその想いに気付いておらず、任務の支障にならないよう、レオンもそれを表に出す事は控えている。
ちなみにモデルはご主人様(南米某国の反政府ゲリラ兵の少女)が兄のように慕っていた部隊長。
・服装
黒のジャケットに、白のスラックス。ジャケットは、サキの物と同じデザインで色違い。
このジャケットとスラックスは特務機関特製で、高い抗刃効果がある。
普通の刃物で切りつけたくらいでは、傷一つ付ける事のできない優れ物。
戦闘力を向上させる効果は無いが、何よりも動きやすい為、愛用している隊員も多い。
但し、フェンシング剣等による刺突には弱く、防弾効果も薄い。
・武装
ナイフは、コンバットナイフ・投げナイフ、共に常に数本づつ持参している。
愛用の拳銃は、ベレッタM92F。予備として、グロック17を持つ。余談だが、レオンの持つ拳銃の多くは、口径9mmの物が大多数。これは、補給の手間を省く為と、あまり強力な物は扱えない為。
アサルトライフルはM16A2を、スナイパーライフルはPSG-1を、主に使用。
・連続テレポート
テレポートを短い間隔で連続発動。戦闘において回避やフェイク戦法など、多方面に応用が利き、レオンの戦闘対応能力を大幅に高めている。一方でエネルギーを大量に消耗し、疲弊しやすいという欠点も併せ持つので、レオンも無駄な使用は避けるようである。
通常のテレポートを行えるフェンリル隊員は他にもいるが、これを行える者はレオンの他には殆ど居ない。
・体力勝負では決してサキに勝てない為、力が弱い事が悩みの種。(これは、サキの力が強すぎるだけであって、レオンの力は、戦闘任務に従事する十級神男性の平均を僅かに下回る、という水準)
・天界きってのコンピューター狂で、凄腕のハッカー。
自室には、多数のPCを保有。
・基本的には天才肌で、大して努力をせずに、大抵の事ができてしまうタイプ。(ちなみに、サキは努力家タイプ)
レオンと相棒のサキが所属している、天界の秘密組織。
氷雪の魔狼の名を冠するこの機関の主な目的は、守護天使に仇なす存在と化した「元守護天使」を、抹殺すること。
場合によっては、抹殺の対象が呪詛悪魔や人間にもなる。
その活動が賞賛されることは、決してない。それどころか公表されることさえ無い。
文字通り、闇の実行部隊、と言うべき存在である。
フェンリルのランサーたちは、通常2〜6人でチームを組んで任務を遂行する。
レオンとサキは二人で「SILEN」という名のチームを作り、行動している。
フェンリルの中でも最も優秀なチームのひとつ。
名前の由来は「SakI」と「LEoN」から大文字を取って「SILEN」である(命名はサキ)。