そして、翌朝。目覚めた光彦は、目の前に見慣れた顔があることに気付いた。
光彦「ん…なんだみゆうか…ってお?」
光彦は嬉しいことに気がついた。
光彦「おい、起きろみゆう。喜べ、もとに戻っているぞ!」
みゆう「あ、ホントだ!」
気がつくと、残りの三人も起きていた。
あすか「本当…ですね。」
まゆり「戻っていますわね。」
ひとみ「よかった…これで完全に元通りですね。」
その言葉に、みゆうは今までで一番キラキラした笑顔で答えた。
みゆう「うん!」
光彦「よし、それでこそみゆうだ。」
だが、ここでめでたしめでたし…とはいかなかった。
みゆうの服は大きくなったせいで破れ、布団の中に散らばっていた。つまり、この時、みゆうはなにも身につけていなかったのだ!
光彦は、
光彦「ハダカ…。」
という言葉を残して鼻血を出して倒れてしまった。
みゆう「あ、ご主人様!」
ひとみ「とりあえず服着てください。」
そのころ、「めいどの世界」から日高家の様子を見守る一人の女性がいた。
メガミ様「うーん…やはりそのようなことでは絆は揺らぎませんか。
どうやら私は彼女たちを過小評価していたようですね。」
こうして、メガミ様は自分の見識の誤りを恥じ、守護天使たちの成長を喜ぶのであった。
おわり