夢追い虫カルテットシリーズ

VOL.5「夏の定番」

それはとても暑い日。光彦は限界寸前であった。

光彦「暑い! このままでは死んでしまう!」
みゆう「そう? あたしは暑いのは気にならないよ。」
あすか「…寒い方が…いやです…。」

ここで、光彦は、常日頃からの疑問を口にした。

光彦「なんで君達はいつも同じ格好で平気なの?」

それに対する答えは、

ひとみ「同じではありませんよ。半袖になっています。」
みゆう「あたしも。」
あすか「ノースリーブ…です…。」
まゆり「わたくしは浴衣を…。」

これで光彦の疑問はおさまったわけであるが、それでも何か割り切れないものを抱えていた光彦は、こう切り出した。

光彦「でもこれ見てるだけで暑苦しいよ…もうこうなったらみんなでプールに行こう。」
ひとみ「プール?」
光彦「水がいっぱいの涼しめて楽しい場所だよ。」

この言葉に、四人は反応した。

まゆり&あすか&みゆう&ひとみ「行きたい!」
光彦「あ、でもそう言えばみんな水着あったっけ?」
ひとみ「心配要りません。なぜかメイド服などと一緒に支給されていますから。」
光彦「そうか、じゃあ行こう!」

こうして、五人でのプールツアーが決定した。


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