そして夜。
光彦「さて…。僕もそろそろ寝るか…。」
その日の光彦は少し用事があったため、カルテットより遅く眠りにつこうとした。しかし…
ひとみ「ご主人様…。」
予想外に声が聞こえたので、光彦は振り向いた。すると、寝たと思われていたひとみが真剣な面持ちで、白いワンピース(16話参照)を着て立っていたのである。
光彦「ひとみ?」
光彦は不思議がった。しかし、その「不思議」は、ひとみの次の行動によって「驚き」に変わるのであった。
ひとみはその場でくるりと、わざとワンピースがめくれ上がるように回った。するとどうであろうか。ひとみはワンピースの下に何も穿いていなかったのである!
光彦「ぶわっ!」
ひとみ「あ、パンツ穿き忘れてしまいました。」(←思いっきり棒読み)
ひとみの行動はさらにエスカレートした。今度はその場でわざと仰向けに転んだのである。それによってひとみの身体の前面部が露になった。
ひとみ「あ、転んでしまいました。」(←すごく不自然)
光彦はひとみの行動の意味が全く理解できなかった。そこで、恐る恐るではあるがひとみに行動の真意を聞いてみた。
光彦「ひとみ…。いったいどういうつもりなんだい…?いきなりこんなことをするなんて…。」