ひとみが出てみると、そこには意外な顔があった。
何と、消え失せたはずのさとみがそこに立っていたのだ!
ひとみ「さ、さとみちゃん…?夢じゃないよね?」
さとみ「お姉ちゃん、心配かけてごめんね!」
ひとみ「さとみちゃん!」
さとみ「お姉ちゃん!」
2人は、抱き合って再会を喜び合った。
その時、家にいた残りの3人も出てきた。
みゆう「さとみちゃん!」
あすか「生きて…いたのですか…。」
まゆり「良かったですわ。」
3人もさとみとの再会がうれしかった。
ひとみ「ところでさとみちゃん、どうして生き返れたの?」
さとみ「ふふ、それはね…。」
さとみの説明はこうであった。
「身体が地上から消え失せた後、さとみは『めいどの世界』に呼ばれた。そこで、』『本来なら相応の罰を受けなくてはならないのだが、さとみやひとみの想いに免じて、見習いからやり直すことを許す。』という裁定をもらい、手続きを済ませた後にここへあいさつに来た。」とのことである。
さとみ「わたし、今度こそ立派な守護天使になってみせるから!頑張るから!お姉ちゃん見ててね!」
ひとみ「はい!応援してますよ!」
さとみ「じゃあわたしは帰るから。」
さとみは帰っていった。
ひとみ「さあ、あたしも頑張ろうっと!」
ひとみの顔に元気が戻った。
みゆう「ひとみちゃん…。」
あすか「元気に…なったの…ですね…。」
まゆり「わたくしたちも頑張りましょう!」
ひとみの復活とともに、より雰囲気が良くなった4人であった。
おわり
「夢カル」史上初のまともな悪役の登場です。展開の必然上1話で改心させてしまいましたが。
それに、「妹系キャラ」書きたかったんですよね…。