真吾「・・・・・う」
真吾が目を覚ますと、そこはコンビニのバックルームだった。
真吾「オ、オレは・・・・」
店長「おお、やっと起きたか」
頭を押さえる真吾に店長が声をかける。
店長「よっぽと打ち所が悪かったんだな、5時間も眠りっぱなしとは」
真吾「え?」
時計に目を向ける・・・・・午後10時30分。
店長「後30分じゃたいした事はできん、今日はもう帰れ」
真吾「・・・・・はい」
真吾は肩を落とし、自転車を踏み出した。
真吾「ふう・・・」
駐輪場に自転車を止める真吾。
ちえこ「ご主人様〜!!」
真吾「ん?」
階段の上に、慌てふためくちえこがいた。
ちえこ「ご主人さ・・・ああっ!」
真吾「ちえこ!?」
急いで階段を降りてきたため、バランスを崩すちえこ。
真吾「くっ!」
ドサッ!
真吾が素早く飛び出し、ちえこを支える。
真吾「どないしたんや?ちえこ」
真吾がちえこに尋ねかける。
ちえこ「ご主人様・・・ディスクが・・・ディスクが〜」
真吾「何!?」