12月23日
今日はかすみさんの作ってくれたアメリカンブレックファーストで一日が始まる。
バターやジャムをたっぷりのせたパン、カリカリにソテーしたベーコン、クリーミーなコーンスープ、ふわふわのオムレツ、甘酸っぱいヨーグルトのフルーツサラダ。
どれを食べてもおいしいの一言だ。
真吾「ごちそうさま、おいしかったです、かすみさん」
かすみ「うふふ、そう言ってもらえると嬉しいです・・・・・ぽっ」
かすみさんは頬に手をあて、顔をほんのりと赤くする。
真吾「さて・・・今日はレポートを書かんとな」
しばらくの間、オレは資料やレポート用紙とのにらめっこを続ける。
そして2時間後・・・・
真吾「よし・・・今日はここまでにしとくか」
ある程度書き上げたオレは、一休みに外でタバコを吸う。
中で吸うと煙がトラウマのりなが煙たがるので、いつもは大学かバイト先で吸っているのだ。
やがて昼時が訪れ、昼食はちえこ特製の親子丼。
真吾「うーん、やっぱりちえこのメシもうまいなぁ」
ちえこ「えへへ、うれしいかも~」
ちえこがニッコリと微笑む。
りな「ところでご主人様、今日バイトは?」
真吾「ああ、今日は非番や」
五人「え・・・・」
オレの答えに五人が一斉に声をもらす。
真吾「な、何やの?」
何か悪い事言うたんかな?
りな「じゃ、じゃあ!これからアタシとデートしない?ねっ!」
りなが慌てた様子でオレの前に歩み寄る。
真吾「そ、それは・・・かまへんけど」
りな「それじゃ、決定ー!」