12月22日
今日は夕方からバイトがある以外、特にする事が無い。
真吾「さて、これから何をしよう・・・」
オレが考えにふけていると・・・・・
ミーコ「ご主人ちゃまっ」
ガバッ
後ろから楽しげにミーコが抱きついてきた。
真吾「ん?どないしたんや、ミーコ?」
ミーコ「ご主人ちゃま、ミーコと遊ぼ!」
真吾「んー、どーすっかなー」
ミーコ「むー、ご主人ちゃまぁー」
ギュウッ
オレがこんな答え方をすると、ミーコは抱きつく力を強める。
そんなトコがまたミーコのかわいいトコなんやけど・・・・・
真吾「エエよ、どうせ夕方までする事も無いし」
ミーコ「やったあー!ご主人ちゃま、大好きだよっ!」
スリスリスリ
ミーコは喜びのあまりオレに頬擦りをする。
真吾「アハハハハ・・・・・」
苦笑いが隠せないオレ。
そして、しばらくミーコと散歩をしたり、いっしょにたい焼きを食べたり、ゲームを
したりして、時間は過ぎていく・・・・・
真吾「おっと、そろそろバイトに行かんと」
オレは時計を見てバイトの事を思い出した。
ミーコ「えー、ミーコ、もっとご主人ちゃまと遊んでいたいよー!」
ミーコがオレにぎゅっと抱きつく。
真吾「オ、オイオイ・・・・」
その時、ましろがすっとミーコの側に近づいた。
ましろ「ミーコちゃん・・・ご主人様を・・・困らせては・・・ダメです」
ましろが優しくミーコに声をかける。
ミーコ「・・・・・うん」
ミーコは寂しそうに握っていた手を離す。
ましろ「それに・・・今日の準備も・・・ありますし・・・」
ミーコ「うん、そうだよね・・・ごめんなさい、ご主人ちゃま」
ミーコがオレに向けてペコッと頭を下げる。
真吾「アリガト、いいこやな、ミーコは」
オレはミーコの頭をなでてやる。
ミーコ「ご、ご主人ちゃま・・・・」
ミーコの顔がぽーっと赤くなった。
真吾「ところで準備って何?」
オレは二人に尋ねてみる。
ミーコ「エヘヘ、ナイショだよっ!行こっ、ましろお姉ちゃま」
ましろ「はい・・・」
二人は笑顔で別の部屋へ入っていった。
真吾「???」
何なんや?一体・・・・・
とりあえずオレはバイトに行く事にした。
さーて、今日もお仕事がんばろー!