翌日、オレはまた何かあるたびに千里に付きまとわれた。
何かを言われれば聞き流し、写真を突き出されては無視したが、いい加減に疲れてきた・・・・・
しかし、一度下宿所に戻れば、五人の暖かい笑顔が疲れを忘れさせてくれる。
そこでオレは新しい二人の為にある事を考えていた。
真吾「なあ、オレこの前友達にすごい銭湯を教えてもらったんや、一緒に行かへん?」
かすみ「まあ・・・・」
ミーコ「わーい、おっきなお風呂ー!」
りな「早く行こ、ご主人様!」
真吾「はいはい」
オレはマスコットになった五人を自転車の前のカゴに乗せ、ペダルを踏む。
そして目的の場所にたどり着いた。
真吾「ここはホンマにいろんな風呂があるんや」
ましろ「はあ・・・それは・・・それは・・・」
周りから襲いかかる車のせいか、ましろの声がいつもより暗い。
しかし風呂を楽しんだ後は五人ともとても満足していた。
かすみ「いいお湯でした・・・・ぽっ」
ちえこ「また来たいかも〜」
真吾「ちょ、ちょっと苦しいなあ・・・・」
オレ達が下宿所に戻ろうと玄関を出た・・・・その時!
カシャッ!カシャッ!カシャッ!
ま、まさか!