男A「・・・というわけでキミは俺達のトコに来てくれるよね」
ましろ「というわけで・・・とは・・・どういう事ですか」
男B「いいじゃん別に、ねぇ」
ましろ「しつこい・・・です!」
パァン!!
あ・・・ほっぺたはたいた。
男A「な、何すんだこの!」
男B「コイツ!ちょっとしつこいからって・・・許しちゃおけねえ!」
まずい、2人がキレた!
真吾「ましろ!!」
オレはましろをかばいに飛び出す。
サッ
ましろはすかさず腕を伸ばしてオレを止める。
ましろ「(ボソッ)大丈夫です・・・ご主人様」
ましろはそう呟くとダッとその場を離れた。
男A「待て、このぉ!」
2人はましろを追いかける!
ましろ・・・ホンマに大丈夫なんかー!?
ザバーン!
何か大きい水の音がした、誰かがプールに飛び込んだのだ。
プールに飛び込んだのはあのましろだった。
男A「アイツ何考えてんだ?」
男B「まかせな!俺も泳ぎでは負けねぇ!」
ザハーン!
男も負けずに飛び込んだが・・・
これがましろの作戦だったんや!
本で見た事がある・・・
アメリカではアライグマを狩る時は犬で木の上へ追い上げて撃つ。
それに対して応戦の方法を知ってるアライグマは、出来る限り川や池に犬を誘い込み、戦う態勢を取ると・・・
アライグマはそれだけ泳ぎがうまい事を!
ましろ「ハッ!」
男B「なっ!?」
バシャ ガッ ぐおっ! どわっ! バシャッ
ぎゃああっ!