その頃、めいどの世界最上神殿はアースウォーリアーE3が自ら7人を倒すべく動き出していた。
セティ「さ、どこからでもどうぞ」
セティが7人を挑発する。
真吾「よっしゃ!3・2・2に分かれて敵を各個撃破するんや!」
6人「おーっ!」
ババッ!
真吾達とE3が各自散開する。
ジョニーには真吾・ちえこ・かすみ、セティにはケン・ミーコ、フリードにはりなとましろが向かって行った。
真吾「てぇりゃあーっ!」
真吾がビームサーベルでジョニーに斬りかかる。
ジョニー「無駄だと言ってるだろ!」
ギィン!
ジョニーは真吾のビームサーベルを弾き返す。
真吾「うわあっ!」
手から全身に衝撃が走り、真吾はあえなく吹き飛ばされる。
刹那!
ちえこ「ええ〜い!」
ジョニー「なっ!?」
バシュウッ!
真吾の大きな体に隠れていたちえこが、すかさず青龍の爪で攻撃したのだ。
ジョニー「くっ・・・」
1歩後ずさりするジョニー。
かすみ「ご主人様、大丈夫ですか?」
かすみが真吾の所へ駆け寄る。
真吾「大丈夫ですよ、かすみさん」
真吾は自力で体を起こす。
かすみ「やったの?ちえこちゃん」
ちえこ「ううん・・・でも手応えはありましたかも〜」
ジョニーの胸には一筋の傷が付き、そこから鮮血が流れる。
ジョニー「チッ!人間の浅知恵にしては、味なマネを・・・・」
真吾「そうや、他のみんなは!?」
真吾・ちえこ・かすみは周りを見渡す。
ケンとミーコはすでにセティを倒していた。
ケン「ミーコの魔法で強化したフェニックスダーツで空中のセティを狙ったのさ」
ミーコ「ぶいっ!」
セティ「きいーっ!くやしいー!」
りなとましろはまだフリードと戦っていた。
フリード「この野郎・・・邪魔するんじゃねえ!」
フリードの水撃波や格闘攻撃は、全てましろの水鏡の盾が防いでいた。
ましろ「同じ・・・水属性なら・・・・効きません」
りな「チャーンス!!」
りながすかさずフリードに飛び込む。
りな「天界槍術奥義、疾風龍突!!」
ドンッ!!
りなが気を込めた突きを放つ。
フリード「ぐっ・・・う・・・うおおおおっ!!」
ドゴーンッ!
フリードは吹き飛ばされ、壁に衝突した。
ジョニー「なるほど・・・さすがはってトコだな」
傷ついたセティとフリードを集めるジョニー。
りな「なーんだ、メガミ様やメシア様が苦戦する程のレベルだって聞いたから期待
してたのに」
ミーコ「たいした事なかったねっ!」
勝利を確信するりなとミーコ。
E3「フッ・・・・・」
しかしE3は小さく笑う。
フリード「ずいぶん軽く見られたもんだな!」
セティ「あたし達だってあなた達と同じ、心具を使える者だっていうのに・・・・・」
真吾「な、何やと!」
真吾が驚愕の声を上げた、その時!