Happy Angle Paradise!

OtogiWars 第五幕「飛べないマスター」

その頃、めいどの世界最上神殿はアースウォーリアーE3が自ら7人を倒すべく動き出していた。

セティ「さ、どこからでもどうぞ」

セティが7人を挑発する。

真吾「よっしゃ!3・2・2に分かれて敵を各個撃破するんや!」
6人「おーっ!」

ババッ!
真吾達とE3が各自散開する。
ジョニーには真吾・ちえこ・かすみ、セティにはケン・ミーコ、フリードにはりなとましろが向かって行った。

真吾「てぇりゃあーっ!」

真吾がビームサーベルでジョニーに斬りかかる。

ジョニー「無駄だと言ってるだろ!」

ギィン!
ジョニーは真吾のビームサーベルを弾き返す。

真吾「うわあっ!」

手から全身に衝撃が走り、真吾はあえなく吹き飛ばされる。
刹那!

ちえこ「ええ〜い!」
ジョニー「なっ!?」

バシュウッ!
真吾の大きな体に隠れていたちえこが、すかさず青龍の爪で攻撃したのだ。

ジョニー「くっ・・・」

1歩後ずさりするジョニー。

かすみ「ご主人様、大丈夫ですか?」

かすみが真吾の所へ駆け寄る。

真吾「大丈夫ですよ、かすみさん」

真吾は自力で体を起こす。

かすみ「やったの?ちえこちゃん」
ちえこ「ううん・・・でも手応えはありましたかも〜」

ジョニーの胸には一筋の傷が付き、そこから鮮血が流れる。

ジョニー「チッ!人間の浅知恵にしては、味なマネを・・・・」

真吾「そうや、他のみんなは!?」

真吾・ちえこ・かすみは周りを見渡す。
ケンとミーコはすでにセティを倒していた。

ケン「ミーコの魔法で強化したフェニックスダーツで空中のセティを狙ったのさ」
ミーコ「ぶいっ!」
セティ「きいーっ!くやしいー!」

りなとましろはまだフリードと戦っていた。

フリード「この野郎・・・邪魔するんじゃねえ!」

フリードの水撃波や格闘攻撃は、全てましろの水鏡の盾が防いでいた。

ましろ「同じ・・・水属性なら・・・・効きません」
りな「チャーンス!!」

りながすかさずフリードに飛び込む。

りな「天界槍術奥義、疾風龍突!!」

ドンッ!!
りなが気を込めた突きを放つ。

フリード「ぐっ・・・う・・・うおおおおっ!!」

ドゴーンッ!
フリードは吹き飛ばされ、壁に衝突した。

ジョニー「なるほど・・・さすがはってトコだな」

傷ついたセティとフリードを集めるジョニー。

りな「なーんだ、メガミ様やメシア様が苦戦する程のレベルだって聞いたから期待
   してたのに」
ミーコ「たいした事なかったねっ!」

勝利を確信するりなとミーコ。

E3「フッ・・・・・」

しかしE3は小さく笑う。

フリード「ずいぶん軽く見られたもんだな!」
セティ「あたし達だってあなた達と同じ、心具を使える者だっていうのに・・・・・」
真吾「な、何やと!」

真吾が驚愕の声を上げた、その時!


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