ちょうどそのころ、きよは恵と一緒に買い物に行った帰りだった。
きよ「恵お姉ちゃん、買いすぎやでぇ〜。」
恵「世界的デザイナーになるためには
いろんなものが必要なのよ。ま、きよちゃんには関係ないか。」
きよ「ちょっと、それってどういう意味やねん。」
恵「なんでもないって、さ、千田君が帰ってきちゃうぞ。」
駆け出す恵。
きよ「あぁ〜ん、待ってやお姉ちゃん・・!!!」
あとを追って走り出そうとしたきよの足が止まり、
彼女は一点を見つめて立ちすくんだ。
恵「どしたの?荷物重い?」
きよ「ぁ・・・あ・・・あぁ・・・」
明らかに動揺している。
不思議そうにきよの視線を追って行こうとしたその先には・・・・・