男性「待て!」
突然、警官風の男女二人が饗介の背後に現れた。言うまでもなく、D.F.が饗介を捕らえに来たのだ。
饗介「やばい、とりあえず逃げよ!」
男性「そうはいかん!」
饗介は逃亡をはかったが、あっさり男性に捕らえられてしまった。
一方、女性は、光彦の介抱にあたっていた。
女性「大丈夫ですか?」
光彦「あ、あなたはこの前の…。」
女性「遅れて申し訳ありません。でももう大丈夫です。」
ここで、饗介を捕らえた男性も話に加わってきた。
男性「まさか、ここまで悪どいことをするとは…。辛かったでしょう。」
光彦「もうこいつ地上に来れないようにしといてくださいよ!」
男性「もちろんそのつもりです。それでは。」
こうして、男性と女性と饗介は消えた。
光彦「ふう、やっと平和が戻ったか。」
ひとみ「ご主人様、ありがとうございます。」
光彦「いや、僕は何も…。」
みゆう「それにしても、あんなに怒ったご主人様って見たこと無かったなあー。」
光彦「まあ、僕はあいつのこと好きじゃないし、それに…。」
まゆり「それに?」
光彦「君達が汚されるの、黙って見ていられなかったんだ。僕は君達のことだけは守りたいから。」
まゆり&あすか&みゆう&ひとみ「ご主人様…。」
こうして、五人の絆はますます深まった。
一方、二度目の作戦に失敗した饗介は、「しつじの世界」でも最も厳しい更正用の施設に送られた。
だが彼のことだ、また逃げ出してはカルテットにちょっかいをかけに行くのだろう。来てほしくないけれど…。
おわり
書いてて情けなくなる悪事やセリフのオンパレードになってしまいました。
でも、それだけ「小悪党感」は出せたでしょう。それにしてもエロい少年だこと…。
ちなみに、文中の女性はVOL.9に出演済みで、男性は女性よりも偉いです。
そして、「今まで守ってきた大切なもの」はカルテットの間(つまり女友達同士)では交換しあっています(下世話な話でごめんなさい)。