同じ「EMASTATION」内で「死の先に在るモノ」という作品を掲載させてもらっている、ダイダロスという者です。
まず……YM3さん、OtogiWarsという作品にサキとレオンを登場させて下さってありがとうございます。
それで、こんな物を書いてしまいました。
OtogiWars第2幕で「天界が戦場になっている」……という箇所を読んだ時、最前線となった役所の世界で孤軍奮闘するサキとレオンのイメージが湧き、そこから物語を作り出して行きました。(脳内保管、あるいは妄想とも言いますが……(爆))
なお、この物語の初出はエマステBBSで発表されたVSS(ベリーショートストーリー)です。
OtogiWarsカテゴリへの掲載に当たっては、脚本形式を廃して大幅に書き直し&書き足しました。
結果、当初の3倍近い容量になってしまいましたが。(爆)
裏設定です。
テレパシーや封冠通話を多用しないのは、敵に傍受される事を恐れてです。
テレパシーはある程度の力量の持ち主には簡単に傍受されてしまう事は、知っての通りだと思います。
では、何故封冠通話も使用を控えているのか……これは役所の世界が占拠された時、封冠の現物が敵の手に落ちた可能性が高いという判断からです。現物があれば封冠通話を傍受するのも容易です。
よって、戦場での命令の伝達にはメッセンジャーの隊員が活躍します。
今回はエイジがメッセンジャーとして登場しましたが、これは本来の隊員が全て出払っていたので、臨時の隊員としてレオンの元に来た訳です。それで伝令としての基本的な事を分かっていなかったのです。
あと、真吾を試すシーンですが……
本来賭け事を嫌うサキとレオン(セリーナも)が何故あんな博打のような真似をしたのか? しかも天界の命運を賭ける程の事を……
これは二人の独断で行ったとは考えられません。基本的に軍人や諜報部員も『官僚』
ですから。当然上層部の関与があった、と見るのが自然です。
やはりロイ司令に命令されたから(当然、メガミ様・メシア様には無断で)……という事にしたほうが上手く説明が付くのでは……と、そう思った次第です。(サキもレオンもロイ司令も、まして真吾君も口外はしないでしょうし)
これは「死の先・第九話」へのちょっとした伏線になっています。大した事ではありませんが。
何人かのオリキャラが出て来ましたが、それぞれの製作者の皆さん、使わせてもらい
ました。
ロック@エマさん、サファリ@アメルさん、かつみ・ともみ・あや@ノエルさん、
ギィス@ユーマさん、エイジ@みるくさん、メシア様@YM3さん
ありがとうございました。
最後にYM3さん、もし設定と違っている部分があったらすみません……(汗)