真吾「うああっ!」
真吾はガバッと布団から飛び起きた。
真吾「ハア・・・ハア・・・」
息遣いが荒く、汗がドッと吹き出ている。
ようやく真吾が我に返ると、辺りはまだ真っ暗だった。
時計に目を向ける・・・・・午前5時。
真吾「夢か・・・しかし、あいつら一体何だったんや?」
真吾は顔に残るイヤな汗を拭う。
かすみ「ご主人様・・・・」
真吾「あ、かすみさん・・・・」
真吾の横には、不安な表情を浮かべるかすみがいた。
りな「どーしたの?うなされてたよ」
かすみの後ろにはちえこ、りな、ましろ、そしてミーコまで真吾を見ていた。
ミーコ「ふにゃあー・・・・」
ミーコだけはまだ眠そうに目を擦っている。
真吾「大丈夫、ちょっと妙な夢を見ただけや」
真吾はそう言っておいた。
かすみ「そうですか・・・それではおやすみなさい」
五人は再び布団に入った。
真吾も布団に入り、先程の夢の事を考える。
真吾(狙いはオレ達?地球の怒り?クソッ、一体何だっていうんや?)
その言葉がどうしても頭から離れなかった。