医師「軽い心臓発作です、ここでニ・三日安静にしていれば直りますよ」
真吾「ありがとうございます」
いきなりミーコが泣きながら飛び出してきたのは驚いた。
ミーコを迎えに行く程度だったんやけど、携帯を持っとってよかった・・・・・
そして診察室を出るとちえこ・りな・ましろ・かすみさんの四人が座って待っていた。
真吾「ミーコは?」
ましろ「ここ・・・です・・・」
ましろの膝の上に眠るミーコの姿があった。
ましろ「泣き疲れたのでしょう・・・ぐっすりです」
真吾「そっか・・・」
オレはミーコの頭をそっとなでてやる。
真吾「じゃあ帰るか」
かすみ「はい」
オレはミーコをおぶって下宿所へと戻っていく。
四人がオレの後に続く。
ミーコ「おじいちゃん・・・・」
真吾「?」
オレは後ろを向く。
どうやらミーコが寝言をもらしているようだ。
ミーコ「おじいちゃん・・・ちゃわんむしだよ・・・食べて・・・・・」
オレはその言葉にハッと気付く。
真吾「ミーコ、それで茶碗むしの事を・・・・・」
ましろ「ご主人様・・・・」
真吾「ましろ、りな、ミーコを連れて先に帰ってくれ」
オレは眠るミーコをりなに背負わせる。
りな「はぁ?ご主人様は?」
真吾「買い物や、ちえことかすみさんはオレに付き合ってくれ」
ちえこ「はいかも〜」
かすみ「わかりました」
ミーコが目を覚ました時、そこはもうおウチだったんだぁ・・・・・