Happy Angle Paradise!

第0話「運命のディスク」

青年
「いらっしゃいませ、こんばんはー」

もうすっかり空は黒い衣で包まれている時・・・
とある一軒のコンビニでアルバイトをしている青年。
彼の名は山下真吾、大学二年生。

真吾
(ふう・・・今日も品出しやらレジ打ちやら大変やなー・・・)
「山下さん、また写真の現像の封筒、仕上げ側に入れてましたよ」
真吾
「え、マジっスか!?」
「今度からは気を付けてくださいよ」
真吾
「はい・・・」

彼の名は松田さん、オレの1つ上の先輩でバイトの経験も豊富な人や。
オレはまだ3・4か月ほどしか経験がなく、厳しくされながらもいろんな事を教えてもらっている。

松田
「じゃ、そろそろ11時ですからあがりましょうか」
真吾
「はい」

その時。

「松田くーん」
松田
「ん?何?」
「明日ヒマ?」
松田
「んー、ちょっとまだしばらくバイトがあるからなぁ・・・」
「そっかぁ・・・」
真吾
「・・・・・・」

いいなぁ、彼女やろか?友達やろか?

真吾
「ハァ・・・」

午後11時・・・

真吾
「それでは、失礼します」
店長
「ご苦労さん」

そしてコンビニを出たオレはいつもの様にチャリにまたがって家路を急ぐ。

真吾
「いいな・・・オレも彼女がいたらなぁ」

でも今のオレにはなかなか叶わない事・・・・

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