死の先に在るモノ設定資料集

敵(主に呪詛悪魔)には力量と種類に応じて以下のように分類する事ができる。
 
>敵(呪詛悪魔)の力量

敵の力量と守護天使の力量との対応は……
魔蟲(まちゅう)レベル1・2が10級守護天使相当
(10級守護天使という階級は存在しないが、便宜上そう呼ぶ)
魔蟲レベル3・4が9級守護天使相当
魔蟲レベル5・6が8級守護天使相当
魔蟲レベル7・8が7級守護天使相当
魔蟲レベル9・10が6級守護天使相当
 
魔獣レベル1・2が5級守護天使相当
魔獣レベル3・4が4級守護天使相当
魔獣レベル5・6が3級守護天使相当
魔獣レベル7・8が2級守護天使相当
魔獣レベル9・10が1級守護天使相当
 
魔王レベル1・2が10級神相当
魔王レベル3・4が9級神相当
魔王レベル5・6が8級神相当
魔王レベル7・8が7級神相当
魔王レベル9・10が6級神相当
 
魔神レベル1・2が5級神相当
魔神レベル3・4が4級神相当
魔神レベル5・6が3級神相当
魔神レベル7・8が2級神相当
魔神レベル9・10が1級神相当
 
上記のようにレベル2毎に守護天使相当の階級が1上がり、魔蟲・魔獣・魔王はレベル10毎に区切られる。
「魔神レベル」だけは上限がない。
魔神レベル10前後で1級神相当だが、冥府の復讐鬼(別作品「Legend of Quel」で登場)はそれを軽く上回る力量を持ってる模様。

>呪詛悪魔のタイプ
呪詛悪魔には形態(本質的種別)と役割の二つに関してそれぞれ分類する事ができる。

■形態(本質的種別)による分類
A.人間の姿をした呪詛悪魔の基本形
「マンタイプ(Man-types)」
B.数多の動物霊を吸収・同化する事により力を増大させた、異形の姿をした呪詛悪魔「モンスター(Monsters)」
C.高位の呪詛悪魔によって創造されたかりそめの命を持つ使い間達
「ゴースト(Ghosts)」
 
■役割や立場による分類
① 特に役割を与えられていない、もしくは個人的な復讐を目的とする者
「アベンジャー(Avengers)」
② 呪詛悪魔が組織的に行動する際、尖兵としての役割を持つ者。比較的使い魔がなる事が多い。
「ソルジャー(Soldiers)」
③ 主に偵察や工作、守護天使をデッドエンジェルの道へと引きずり込む役割を担う
「ジャッカル(Jackals)」
④ 特定の守護天使を狩る事を目的とする、『追跡者』の呪詛悪魔版「ハンター(Hunters)」
⑤ 全てのタイプを超越する能力を備えた強敵中の強敵
「エリート(Elites)」
 
備考
・使い魔は5のエリートタイプが造り出す事が多い。
・ソルジャー及びジャッカルには使い魔がなる者と呪詛悪魔がなる者と2パターンあるが、当然呪詛悪魔の方が能力的に上である。
・マンタイプは全体的に偵察・工作向き、モンスターは戦闘向きである。ただしハンターやエリートクラスともなればその能力の高さゆえ、
 マンタイプ・モンスターの違いなどもはや大した意味を持たなくなる。
・戦闘パターンとしては、Aはバランス型、Bはパワー・異能技型、Cは一芸だけに秀でている者が多い。
・戦闘能力は4と5が強く、特に5は魔王クラスや魔神クラスに当たる。4は強くともせいぜい魔王クラスまで(魔神クラスはごくわずか)。
 2や3は主に魔獣クラス(たまに 弱いので魔蟲クラス)。1は未知数である。
・5のエリートタイプの本当の恐ろしさは、単に基礎的な能力の高さだけでなく、普通の呪詛悪魔が持たない特権的な能力を持っている事である。
 RPGでいえば物理攻撃が効かなかったり、例外的に二回攻撃ができたり、即死攻撃が使えたりといった所である。
・エリートタイプは呪詛悪魔が組織的に行動する際、首領や幹部クラスについている場合が多い。
・守護天使をデッドエンジェルへと誘うのは3のジャッカルに限定された事ではないが、傾向としては大きく、組織的な呪詛悪魔のグループに加えようとする事が多い。
 また1のアベンジャーもデッドエンジェルの開拓には余念がないが、彼らは主に、デッドエンジェルを同じ人間への恨みを持つ者として個人的な復讐の共謀者にしようとする。

呪詛悪魔分布表
Avengers Soldiers Jackals Hunters Elites ◎:非常に多く存在
○:存在する
△:わずかに存在
×:まず存在しない
Man-types
Monsters
Ghosts × ×
役割・立場/力量 相関表
魔蟲クラス 魔獣クラス 魔王クラス 魔神クラス ◎:非常に多く存在
○:存在する
△:わずかに存在
×:まず存在しない
Avengers ???
Soldiers × ×
Jackals × ×
Hunters ×
Elites × ×

注:戦闘能力という点での守護天使階級、そして呪詛悪魔のレベル階級は、一般にはフルパワー時の戦闘能力を表している。
例えば大天使において『戦闘能力に限って言えば5級紳』とは、フルパワー時で5級神という話であり、
普段は(封冠を付けているなどにより)それより数ランク下に位置していると言えよう(一級守護天使以下の場合は、大天使ほどのピークと普段との格差は無いと思われる)。
ただし、なんらかの要因によって例外的に戦闘能力がピーク値(階級)を超えるという可能性も、100%否定することはできない。

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