えー、コホン。ども、エマステ管理人のエマです。
このたびはP.E.T.S.[AS]第七話を ご覧いただきまして誠にありがとうございました。
このお話、本来はAS6話後編という扱いのはずだったんですが、内容があまりに長くなったので、独立して7話とすることにしました。
ちょっと調べてみたんですが、この話を書き始めたのはなんと2003年! その間にAS外伝の執筆があったということを考慮しても……、今、この後書きを書いているのは2011年6月末。なんと8年もの歳月がかかっていました。気が遠くなりますね……。今度からは、もっと短い間隔で出せるように気を引き締めなければ……でないと、完結する頃にはおじいちゃんになっちゃうよ!(笑)
さてさて、今回の内容でしたが……いろいろ驚かれた方も多いかと思います。
なんと、過去編で美月と会っていたあのユーイチお兄ちゃんの正体は、AS外伝「The THING beyond DEATH」の4話、5話で登場していたあの守護天使ラエルだったんですねぇ。AS外伝では子供の姿で登場していましたが、あれはカモフラージュというか、とある事情からエネルギーを節約するためにあえて子供の姿になっていた、という設定です。本来は大人の男性の姿です。
主人が愛する人を失って失意にくれていたとき、守護天使はどうするべきか……その一つの解決案として、自分を殺して、その人になりきってしまう、というアイデアを思いつき、そんな哀しい守護天使ラエルを設定してみました。主人の救済……いろいろな方法があると思いますが、これはある意味究極の方法だと思います。哀しいですね。
あと、ロックですが……負けちゃいましたね。ロックファンの方、ごめんなさい……。それでも、あのルガール相手にかなり健闘した方だと思います。また、ロックが『重力』という強力な力を操れるということに、驚かれた方も多いかと思います。これは、私がかねてより構想していたエマステのRPGゲームで、いろいろキャラクターの能力を考えていたときに思いついたものです。ロックは重力属性の技を使える、というゲーム設定になっていました。そのゲーム設定を小説でも使ってみた、というところです。負けちゃったロック、この先出番はあるんでしょうか……秘密です!(笑)
あと、ティコに覚醒した、フェルジーンという名の能力。AS外伝5話の終わりでもちょろっと言及された、このめちゃくちゃ強力な力ですが、その正体はASの今後で明らかにされる予定です。
さて、次のAS8話ですが……2011年中には出したいですねぇ。頑張ります。
次回もお楽しみに!