真純「チラッ☆」
あああああああっ!!!???
観客の視線は、一気に真純先生のある部分へと注がれた……。
真純先生は、事もあろうにYシャツの襟を押し下げて、エイジに向かって胸元を晒したのである!
エイジ「ブホッ☆」
エイジのボールを打つ手が……止まった……。
真純「もらったあああああああああああああ!!!」
力の抜けたエイジのラケットから跳ね返る絶好のフライボールに、真純先生の渾身のスマッシュが炸裂……。戦いが……終わった……。
エイジ「のおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
真純「ふっ……。『真純ストライク <引導渡し>』、成功ね♪」
いや、別の意味で引導渡したような気がする……。エイジさんは奇声を発しながらもんどり打って倒れ、じたばたともがきまくっていたのである。さすがに色仕掛けで破れたとあっちゃあ納得できないよね。っていうか、私こんな恥知らずな人に師事してたの? 嗚呼……弟子やめちゃおうかな……。
エイジ「なんとグレイツな胸元じゃあああああああ☆」
をい……。