そのあとお風呂に入って、寝間着に着替える。
私「じゃあ、もう私そろそろ寝るね。おやすみ☆」
ロック「お休みー。明日は美月、仕事休みだよな。昼まで寝てて大丈夫だぜ」
ティコ「ぐっすり休んでください。それではお休みなさい」
ああそうだ。明日は仕事お休みだね。めったにないお休み☆ひさびさにうんと羽をのばせるんだ。やったー☆
私「ねえ、明日どっか行かない?」
せっかくのお休み、楽しまないと。普段、私はアシスタント、ティコとロックはバイトがある。三人そろって出かけられる機会はとても貴重なのだ。
ティコ「明日ですか?私はかまいませんが・・・休まないでよろしいんですか?」
ロック「俺もいいぜ。でも大丈夫か?」
その心配は痛いほど嬉しいよ。でも三人で遊びたいんだってば。
私「う~ん。じゃあ、明日体の調子見て、よかったら行こう!」
ロック「いいぜ!そうしよう!じゃあ、美月、早く寝なきゃ」
私「うん。じゃあおやすみ~。電気消してくれる?」
ティコ「はい。分かりました。それじゃあ、おやすみなさい」
ロック「おやすみっす!」
部屋の明かりが消され、私の部屋に、私だけになる。ふうっとため息をつく。確かに今日は疲れたよ。ぐっすり寝て疲れを取って、明日三人でどこかに遊びに行こう。
しかしほんっとうに私ってば、お姫様待遇だよね~。正確にはご主人様なんだけど、お姫様って方がなんか好きだ。
・・・
お姫様?じゃあ、王子様もいるのだろうか?あの二人は・・・なんだろう?
とても素朴な・・・しかし真剣な疑問が沸いた。
私「召使い。決定☆」
まあ深く考えない事にしよう。
さ、ねよねよ。今日は疲れたもん。寝るとなったら、3秒だ・・・・
私は微睡みに身を任せる。
・・・
しばらくすると、暖かい別世界が優しく私を包み込んだ・・・
私の意識はその世界に招かれるように埋没し、この世界からしばし消えるのだ。
いい・・・夢・・・見れる・・・と・・・いいな・・・
そんな事を、薄れる意識の中で考えながら・・・