その日の夕食。3人は美味しそうにカレーを食べた後、お茶を飲んでいた。
恵「あ、そうだ。ねぇ千田君、今度の土日、暇?」
千田「今度の土日?特に用事はないけど、どうしたの?」
恵「実はうちの学校を卒業した人が今度デザイナーとして
海外にデビューすることになったのよ。それで今度の土曜に
その人の所有する別荘で記念パーティーをすることになったの。
あたしは一応学校代表としてパーティーに参加するんだけど、
やっぱパーティーにはエスコートしてくれる人も必要かなぁって・・・」
千田「それで、僕に?」
恵「無理にってわけじゃないんだけど。
なんでもすっごく綺麗なとこなんですって。
ねぇ、一緒に行こうよ、千田くぅん☆」
きよ「ウオッホン!!」
千田「うわぁ!!!」
きよ「お姉ちゃん、もちろんうちも行ってもええんやろ?」
恵「もちろんよ。みんなで夢の別荘一泊二日の旅よ〜♪」
きよ「メッチャ素敵や〜ん♪なぁお兄ちゃぁん、ええやろぉ☆☆」
恵「お・ね・が・い、千田君♪」
千田「いいよ、それじゃ今度の土日は
みんなでそのパーティーにお呼ばれしようか。」
きよ・恵「やったぁぁ〜〜〜!!!」
かくして、3人はとある避暑地の別荘に一泊二日で旅行することになりました。
しかし、その先でまさかあのような惨劇が起ころうとは・・・
そして、その事件現場でキヨムズが再び力を発揮するとは
そのときの3人は知る由もなかったのでした・・・