そして・・・
ひつ爺「ふわぁぁぁ・・よく寝たなぁぁ、でも夢の中でもムサちゃんとぉぉ・・ふふぅ。」
部屋に入ってくるひつ爺。そこには見事なケーキが完成していた。
ひつ爺「おぉぉぉ!!なんと見事なケーキィィ!みんなよくがんばったのぉ・・って、
なんというカッコなんじゃぁぁ?」
みんな体中粉やクリームまみれで立ちすくんでいる。
よしき「いえ、これにはいろいろあってですねぇ・・」
そら「サファリ兄ちゃんが、いきなりエイジおぢちゃんに飛びかかって・・」
サファリ「いや、だからそれはオッサンが『はるこちゃんに食べさせたいんじゃろぅ』
なんてふざけたこと言いやがったからさぁ・・・」
エイジ「・・図星じゃったんじゃろう、ん?」
サファリ「まだいうかクソオヤヂ!!」
飛びかかろうとするサファリを後ろから黙ってはがいじめにするユージ。
だい「だから、ぼくたちとめようとしたら・・」
よしき「こうなったというわけで・・」
ひつ爺「ふぅぅ、まぁ作ったケーキが無事で何よりじゃぁぁ。」
ひつ爺が軽く指を鳴らすと、ケーキがきれいにラッピングされた。
エイジ「おぉぉ・・」
ユージ「やりますね、ひつ爺様・・」
ひつ爺「ふふぅ、だてにしつじの世界のお目付け役をしとらんわぁぁ。
さて、それじゃこれからこのケーキを持ってムサちゃんとこにいってくるかのぉ。
みんなはそれまでに後片付けして、お風呂に入ってきれいになっとくようにのぉぉ。」
ケーキを持ち、スキップしながら出て行くひつ爺。呆然と見送る6人。
ユージ「・・・」
だい「・・・」
そら「・・・」
エイジ「なんだかわしら・・」
サファリ「じいさんに良いように使われたみてぇ・・」
よしき「・・・ですね。」
Fin