その夜。海岸で花火を楽しむそらとサファリ。それを静かに眺めるユージ。
そんなユージによしきが近づく。
よしき「ユージさん・・・本当に申し訳なかったんですね。僕が注意してなかったばっかりに・・・
海にいこうって言ったのは僕なのに・・その・・・なんと言っていいか・・・」
ユージ「いや・・・私のほうこそ取り乱してしまって・・・悪かったです。」
よしき「いえ、そんな・・・あのときのユージさん、鬼気迫るものがあったんですね。
ひょっとしてユージさんってだい君のこと・・・」
ユージ「・・・・・」
よしき「・・・・・・だい君のところに行ってあげてほしいんですね。」
ユージ「・・・はい。」
だいのところへ行くユージ。
だい「あ・・ユージお兄ちゃん・・」
ユージ「・・平気ですか?」
だい「うん。」
しばし沈黙。
だい「あの・・・ありがと、助けてくれて。」
ユージ「・・・・・・」
だい「ユージお兄ちゃんに助けてもらって、すごく嬉しかったんだ・・」
ユージ「もぅ・・」
だい「?」
ユージ「もう、私を心配させないでください。」
だい「え?」
ユージ「いいですか?」
だい「あ・・うん・・・・」
ユージ「よし・・・・」
優しくだいの頭をなでるユージ。顔を赤くしながらユージにすりよるだい。
そんな姿を遠くから見るよしき。
よしき「ちょっとハプニングはありましたが、めでたしめでたし・・・ですね。」
エイジ「よ☆し☆き」
よしき「はい?」
振り向くとほろ酔い気分のエイジが立っていた。
エイジ「みんなそれぞれ楽しんどるようじゃし☆どうじゃ?わしらも2人、楽しく飲まんか?ん☆」
よしき「え・・・あ・・・はいぃ・・・・」
夜の海、三者三様の楽しみ方で過ごしております。でも・・・それでいいのか?よしき・・・・
Fin