買い出しに出かけているあかね、みどり、ゆき。いくら外出を控えようにも、こればかりは、出かけないわけにはいかない。
あかね「周りをよく注意して見ないと..らん姉さんみたいに襲われるかもしれないし」
守護天使としての務めのため、青いヤツの持つ銃器への恐怖を押し殺して
買い出しの役目を買って出たアカネは、案の定、警戒心を剥き出しにしていた。
ゆき「大丈夫ですか?どうしても怖かったら無理しなくてもいいんですよ。」
あかね「だ、大丈夫だよ。こんな事で怖がってたらご主人様のために働けないから。」
みどり「あの青い人のこと、まだ疑ってるんれすか。たしか、名前は...えっと、
何れしたっけ?」
ゆき「G3さんって、言ってましたよ。」
みどり「ああ、そうれした。」
あかね「ゆき姉さんは、G3の事、信じる?」
ゆき「そうですね...実際にお会いした事はありませんが、G3さんの事を話している
時のらんさんはとても嬉しそうでした。私も、信じられそうな気がしますね。」
あかね「でも、らん姉さんは信じやすいところがあるからな...」
みどり「あかねさんがG3さんを信じられないのは無理ないれす。あの人は鉄砲を
持ってますからね。あかねさんは鉄砲の弾が嫌いれすから。」
ちょうど工事現場の前に差し掛かったとき、鉄骨を吊り上げていたクレーン車のワイヤーが切れ、3人の頭上に迫ってきた!!!
ガラガラガラガラ!!!!!
ゆき「!!!あっ...危ない!!!」