ちょうど同じ時、とある公園・・・・・
ブランコにのるひつ爺。
ひつ爺「フフン♪フンフン♪」
ムサ婆「フン、いい歳してなに鼻歌を歌っとるんじゃ・・・」
気がつくとムサ婆がとなりにいた。
ひつ爺「あ、ムサちゃぁぁぁ〜ん☆☆来てくれたんだぁぁぁ〜☆☆☆」
ムサ婆「あんだけ手紙もらっとるんじゃ、こんと失礼になるからのぅ。それに・・・・」
ひつ爺「それにぃぃぃ?」
ムサ婆「今日は特別な日じゃからのぉ。
40数年前の今日、悪魔に騙されたワシをあんたは助けてくれた・・・・
自分のことを省みず・・・」
遠くを見つめてひつ爺は微笑んでいる。
ひつ爺「そんな昔のことぉぉ、忘れちゃったぁぁぁ☆」
そんなひつ爺を見てほくそ笑むムサ婆。
ムサ婆「相変わらずじゃの、ひつ爺・・・」
その後しばらく、二人は夕日を見ながらブランコに揺られていた・・・・
Fin