安全対策: 2006年3月アーカイブ

色々と議論はあるけども、私はこれは仕方がないと思う。

「技術も分からない政府・役人がWinnyの価値を否定した」と受けとる向きもあるが、逃げ口上ではあるだろうが国は「Winnyの存在自体を否定しているわけではない」と断ってはいる。
「実質は否定も同然」というのはまぁそうだけど、私としてはむしろ「Winnyを違反コピーその他もろもろの悪事以外の真っ当な使い方しか俺はしていない」と言える奴は手を挙げろと言いたくなる。
P2Pがどうしても業務で必要だというのならBittorrentとか他にもっと良い選択肢があるはずだ。

自衛隊や原発の重要文書のような、漏れれば国家を屋台骨が揺らぎかねない情報が漏れている今の惨状を考えれば、Winnyのネットワーク環境がもはや一般市民が慎重に公正な使い方で飼いならせるようなレベルにはない事は明らかであり、政府が非推奨とする事は国防・公安上の考えから言って全くおかしくない。

なにも中国のようにネットワーク検問やら使用規制をやろうとしているのではないのだから、もう少し大らかな目で見てやってもよいのではないだろうか。

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